ENJOY TEA

How to Make
-美味しいお茶の淹れ方-

 このような言い方をすると元も子もないのですが、決まった淹れ方はありません。
 お茶は大変繊細な飲み物です。季節や天気、気温や湿度はもちろんのこと、飲み手の気分によってもその味は変わります。
 一生懸命レシピ通りに淹れたお茶よりも、時間がなくてさっと淹れたお茶の方が美味しいと感じることは、しばしばあることです。
 皆様ご自身で淹れ方を探求していただき、その時々の風味を楽しんでいただけますと幸いです。 

 とはいえ、弊社の商品においても、おすすめの淹れ方はご提案しておりますので、一般的な美味しいお茶の淹れ方をお伝えいたします。下表に弊社で取り扱っている商品の一部についてお示しいたしますので、見比べながら読み進めていただければと思います。
 また、弊社の商品を美術茶寮 好信楽 祿の代表茶師であるヒロトガワ氏に淹れていただいている動画もございますので、是非そちらもご覧ください。(詳しくは「SONOGI TEA × CHASHI」へ)

 

湯量 温度 茶葉の量 抽出時間
蒸し製玉緑茶(極上) 80ml 70℃ 3g 90
蒸し製玉緑茶(並参) 90ml 80 3g 60
白折茶 100ml 80〜90 3g 50
ほうじ茶 100ml 100 3g 30

そのぎ和紅茶

150ml 100 2g 120秒

 

 

水ーWater

 硬度が30〜80程度の軟水が向いているとされています。
 幸いにも日本の水道水は、この範囲にあります。沸騰させてカルキを抜いておくとより美味しく飲めるでしょう。なお、浄水器などの利用で水の中の雑味を除去されている場合は、沸騰させずに最適温度まで上げるだけでも美味しいと思います。不思議なことに沸騰させるかさせないかでお茶の味は変わりますので、お好みの方法でお湯を作ってください。
 上級茶葉は少ない湯量で贅沢に抽出し、番茶などは多めの湯量で一気に抽出します。

 

温度ーTemperature

湯冷まし中 お湯の温度はお茶の風味や成分に大きな影響を与える大変重要な要素です。
 お茶の旨味成分は低い温度から湯に溶け出し、温度が高くなるにつれて苦味成分であるカフェインや渋み成分であるカテキンが抽出されやすくなります。
 つまり、旨味を重視する場合は低温で、渋みを加えたければ徐々に温度を上げていくと良いということになるのですが、どのような成分を抽出させたいのかによっても考え方が変わってきます。

 さて、実際にお茶を淹れるにあたっては、基本的には沸騰させたお湯を最適の温度に下げて使用するため、湯冷まし用の器と温度計があると便利です。ただ、温度計はお持ちでないご家庭も多いと思います。その場合は、お湯を器から器に移し替えるたびに5〜10℃温度が下がると覚えると良いでしょう。やかんから湯呑に移し、さらに別の湯呑に移せば、季節にもよりますが、80℃近いお湯になります。
 なお、お湯を作る際は多めに作っておき、急須(ティーバッグの場合は湯呑等)を温めておくと、最適な温度のお湯を茶葉にあて易くなります。急須が冷えたままだと、急須に注いだお湯も温度が下がってしまうので、注意が必要です。特にほうじ茶や和紅茶など100℃近いお湯で淹れた方がいいお茶は、そうした対策も行った上で、さらに急須等の下にタオルなどを敷き、温度の低下を極力防ぐのが良いでしょう。

 

茶葉の量ーQuantity

急須に湯冷ましからお湯を移す 一般的な茶葉であれば、1人分に適した量は2〜3gです。茶の種類等にもよりますので、お手持ちのティースプーン一杯で何g程度になるのか予め測っておくと良いでしょう。
 複数人分を淹れる場合は、単純に2倍、3倍させることで構いませんが、人数が少ない場合は茶葉を多めに、多い場合は茶葉を少なめにしても美味しくお茶がいただけます。例えば、写真では1人分のお茶を淹れているのですが、少し贅沢にいただきました。

 

抽出時間ーTime

急須から湯呑にお茶を淹れる 低温で淹れる場合はじっくりと時間をとり、高温で淹れる場合はさっと抽出させてしまうイメージで良いと思います。
 ここからはお好みでということになりますが、注いでいる際中に、抽出時間が足りなかったかなと感じたら、急須をゆっくり1〜2回くるっと揺すってみてください。逆に濃く出過ぎたなというときは、お湯を足しても美味しく飲めると思います。
 ちなみに、複数人にお茶を淹れる際は、少しずつ順番に淹れると、均等な濃度と量になります。湯呑①②③がありましたら、①→②→③→③→②→①→①・・・と繰り返すイメージです。
 このとき、お茶は最後の一滴まで注ぎ切ることが重要です。最後の一滴には旨味が凝縮されています。また、湯が残ると2煎目以降に抽出する成分が溶け出てしまいます。
 なお、高温の場合はさっと淹れると書きましたが、紅茶については熱湯で淹れるにも関わらず、抽出時間は長めです。ティーバッグで紅茶を楽しむ方も多いと思いますが、湯の中でゆらゆらさせるのはぐっと我慢してください。アクも一緒に出てしまいます。お湯からあげた後にティーバッグに残ったお湯を軽く振り落としていただくと良いでしょう。

 

応用編ーTechnique

湯呑に入ったお湯と茶がらが入った急須 こうしてみると、お茶は大変贅沢な飲み物に感じますが、実は2煎目、3煎目も楽しめるリーズナブルな面もあります。その度に味が大きく変化するから楽しいのです。
 2煎目以降は温度の高いお湯でさっと淹れていただくと美味しいお茶に仕上がると思います。茶葉が既に開いているため、短時間で抽出されるのです。
 1煎目に氷出し(茶の葉の上に氷を置き、氷が溶けるに従ってお茶が抽出される手法)、2煎目に低めのお湯でじっくりと、3煎目は高めの温度でさっと出す、例えばそういった楽しみ方もあります。
 ただし、熱湯で淹れると味がほとんど出切ってしまうので、ほうじ茶や紅茶については毎回茶葉を変える方が美味しくいただけるかと思います。
 そのほか、茶殻はポン酢和えや白和えなどにして食べることができます。柔らかい茶葉で調理するのがおすすめですが、おそらくみんなさんの予想に反して美味しいと思いますよ。
 さらに、水気を切った茶殻を電子レンジで30秒ほど加熱するとからりと乾燥しますので、乾燥剤や消臭剤としても使っていただけます。お茶は余すことなく活用することができますので、色々とチャレンジしてみてください。情報提供もお待ちしております。

 

 

 

 

 

SONOGI TEA
×
CHASHI

-蒸し製玉緑茶×茶師-

 術茶寮 好信楽 祿の代表茶師であるヒロトガワ氏は、全国から選りすぐった茶葉に独自の焙煎とブレンドを施し、他に類を見ない茶葉を作り出す。特に得意とするのは、強い焙煎香とスープのような旨味のある茶葉の精製だ。
 そんなヒロトガワ氏は、全国各地から取り寄せた茶を嗜む様子をSNSにてライブ配信(Instagram:「朝茶ライブ」)しており、この度、弊社の蒸し製玉緑茶五種についても紹介いただいた。茶の淹れ方と味の表現をご覧いただきたい。
 

急須でお茶を注ぐ写真 

 

蒸し製玉緑茶−並弐

 ヒロトガワ氏が熊本県の日本茶の銘産地、山鹿市鹿北町「岳間」に移住した直後の配信であることにも注目。弊社関係者はライブ配信の存在に気がついていない。

万人が好む。
お茶らしく飲みやすい風味。

5g
90ml
58℃
60sec

 

蒸し製玉緑茶−並参

 弊社関係者も視聴。まるせい酒井製茶の五男坊の初絡みにも注目。この後弊社関係者のグループSNSにて五男坊「絡みすぎ」と吊るされる。

強烈なお茶本来の香り。
誰もが好きな風味。

5g
90ml
70℃
60sec

 

蒸し製玉緑茶−上

 まるせい酒井製茶の長男と四男も登場し、一時ライブ視聴者の3割を弊社関係者が占める。異例の5煎目に突入。ぼや騒ぎから始まり、コメント欄炎上に終わる。

玉露のような風味。
海苔香と程よい旨味甘味。

5g
90ml
70℃
60sec

 

蒸し製玉緑茶−特上

 2021年最初の寒波が到来し、完全防寒の中のお茶煎れ。酒井家大量視聴によるヒロトガワ氏の忖度はあったのか、、、2日連続の5煎目へ。

丸く甘い香り。
煎を重ねても水色が良く、
万人が好む風味。

5g
90ml
60℃
60sec

 

蒸し製玉緑茶−極上

 いよいよまるせい飲み比べセットの最上級品。白銀の世界と化した熊本県山鹿市鹿北町「岳間」から配信。まるせい陣がにやけるコメントのオンパレード!?

甘いきな粉のような香り。
綺麗な水色と爆発する旨み。

5g
90ml
58℃
60sec

 

アレンジ−上(焙煎)

 ヒロトガワ氏の移住先の古民家のトイレがまさかの凍結、、、朝茶ライブは可能なのか、トイレに間に合うのか、、、緊迫の20分。

玉露のような香りと焙煎香の融合、
追いかけてくる旨み。

5g
90ml
70℃
50sec

 

アレンジ−並参(焙煎)

 いよいよまるせいシリーズ最終章。寒波によりあらわになった課題とそれを日々改善していく古民家生活の話も見どころ。

強めの焙煎により加わった香ばしさ。
違った一面を楽める。

5g
90ml
58℃
60sec