DIARY
第二次世界大戦前のお茶パッケージ?
こんにちは。
事務所の引き出しを整理整頓中に奥から何やら出てきました。
なんと、、、まだ(有)まるせい酒井製茶として会社設立する前に亡祖父が携わっていたお茶のパケージが!!
とても貴重なものがこんなところから出て来るとは(笑)
わりかし状態もよく端の方だけが少し破れてはいましたが初めて見たので感動しました。
このパッケージは東彼杵町の山奥にある千綿渓谷竜頭泉という場所をイメージして作られておりお土産品として販売されていたみたい。
毎年、夏は竜頭泉に泳ぎにこられる方で賑わっております。
このお茶の販売は私の父が生まれる前に取り組んで販売していたということと第二次世界大戦前に現JAさんと協力されていたことは分かってます。
なので、手元にあるのは鉛筆で所々訂正されているので下書きみたいな感じで業者に依頼されていたんでしょう。
私はこれを見て、このような戦前のパッケージがでてきたのであればなんとか復元させて復刻版パッケージとして販売できればと思いました。
今の先進技術ならば私でも色々ためして綺麗にできるのではないかと、、、物は試しに。
趣味で休みなどは片手にカメラを持って写真を撮ってそのあと少し加工をしているアプリやソフトがあったのでこれでどうにかできるのでは?と思った。
一応してみようと思い、原紙をスキャンしてPDFに取り込み加工してみました。
作業すること30分、なんと!!綺麗に復元できたではないでしょうか?
それがこちらになります。
プロの業者に出せば精度もまだよかったと思いますが、今の技術でここまで再現できるのだから成功ではいいんではないでしょうか?
さて復元できたのはいいのですが、このパッケージをどのようなアイテムに使用するのか決まっておりません。
元々は釜茶として使用されていましたが、現在そのぎ町では釜炒り茶を販売されている所はなく嬉野がメインとなっております。
となると、創作茶として手摘み手作り釜炒り茶を作ったときにのみ使用しようかとふと思いました。
1年に1.2回しか多分作れないですし量も多くは作れない。復刻版手作り釜炒り茶として限定販売も面白はずに違いないでしょう。
出来ても10名以下になりそうです(丁度新茶時期なので時間が取れてない可能性と茶商である私は仕入れにもいかないといけないからです)
このパッケージで販売できることを私自身も楽しみしており、来年の新茶時期4月~6月末の間で考えていきますので
この日記を見てくださった皆様。幻のパッケージを是非手に取ってほしいと思います。